教員情報

基本情報

たなか だいき 田中 大輝 TANAKA Daiki
  • 職名
    教授
  • 所属教育部
    人間教育専攻
  • 所属コース
    グローバル教育コース
  • 所属センター
    教員教育国際協力センター
  • TEL
    088-687-6331
  • FAX
    088-687-6331
  • E-mail
    dtanaka@naruto-u.ac.jp

学位

2003年3月 修士(文学)(九州大学)
2009年3月 博士(文学)(九州大学)

学位論文題目

日本語の量化詞のスコープ解釈について(修士論文)
連接名詞句のスコープと文の意味理解モデル(博士論文)

経歴

平成15年3月 ヒューマンアカデミー福岡校 日本語教師養成講座 非常勤講師(平成19年12月まで)
平成16年3月 ヒューマンアカデミー北九州校 日本語教師養成講座 非常勤講師(平成20年1月まで)
平成20年2月 オタゴ大学(ニュージーランド)日本語学科ティーチング・アシスタント(平成20年10月まで)
       同リサーチ・アシスタント(平成20年9月まで)
平成20年11月 中華大學(台湾)人文社會學院 外國語文學系 日本語文學組 講師(平成21年5月まで)
平成21年5月 中華大學(台湾)人文社會學院 外國語文學系 日本語文學組 助理教授(平成22年1月まで)
平成22年2月 中華大學(台湾)人文社會學院 應用日語學系 助理教授(平成24年7月まで)
平成24年10月 鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 言語系コース(国語)講師(平成30年3月まで)
平成30年4月 鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 言語系コース(国語)准教授(平成31年3月まで)
平成30年10月 兵庫教育大学大学院連合 学校教育学研究科 准教授(兼職)(現在に至る)
平成31年4月 鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 グローバル教育コース 准教授(現在に至る)
令和2年4月 鳴門教育大学 教員教育国際協力センター(兼職)(現在に至る)

現在の研究分野

キーワード

言語学,日本語学,日本語教育学

概要

・現代日本語の名詞表現の記述的研究(Aサエ,Aモ,AヤBなど)
・統語論と意味論のインターフェイス(量化表現の作用域と意味解釈)
・言語使用者による知識の蓄積・整理・統合のメカニズムのモデル化
・日本語学習者が"正しく"使えるようになるための日本語動詞学習辞典の開発

所属学会

平成21年5月 日本言語学会(現在に至る)
平成21年12月 関西言語学会(現在に至る)
平成24年6月 日本語教育学会(現在に至る)
平成24年10月 日本語文法学会(現在に至る)
平成24年10月 鳴門教育大学国語教育学会(現在に至る)
平成30年6月 大学日本語教員養成課程研究協議会(現在に至る)
平成30年7月 中国四国教育学会(現在に至る)
令和元年7月 東アジア日本語教育・日本文化研究学会(現在に至る)

主要研究業績

論文

  1. J.-R. Hayashishita, Daiki Tanaka, and Ayumi Ueyama, "A linguistically-informed way of introducing Japanese verbs to second language learners" (2020/04/08) (共著)
    掲載誌名: Journal of Japanese Linguistics
    巻・号・頁: Volume 36, Issue 1, pp.29-72
  2. 西條 結人, 田中 大輝, 小野 由美子 「意見文課題における説得のアピールの日西対照研究-日本とスペインの学生の作文比較-」 (2015/03/01) (共著)
    掲載誌名: 教育実践学論集
    巻・号・頁: 第16号, pp.95-107
  3. 田中 大輝 「日本語のとりたて詞サエの焦点と統語構造」 (2012/06/01) (単著)
    掲載誌名: 台大日本語文研究
    巻・号・頁: 第23期, pp.155-184
  4. 齊藤 学,田中 大輝 「とりたて詞「も」を含む文の意味と文脈効果」 (2010/12/01) (共著)
    掲載誌名: 台灣日本語文學報
    巻・号・頁: 第28號, pp.211-231
  5. 田中 大輝 『連接名詞句のスコープと文の意味理解モデル』 (2009/01/01) (単著)
    掲載誌名: 博士論文(九州大学)
  6. 田中 大輝 「量化表現のグループ解釈とスコープの局所性」 (2006/06/10) (単著)
    掲載誌名: KLS
    巻・号・頁: 第26号, pp.1-11

鳴門教育大学研究紀要

  1. 正しく使えるための日本語動詞学習辞典の作成に向けて (2017/03/10) (共著)
    掲載誌名:鳴門教育大学研究紀要
    巻・号・頁: 第32巻,pp.333-347
  2. サエを含む文の産出と理解 (2014/03/14) (単著)
    掲載誌名:鳴門教育大学研究紀要
    巻・号・頁: 第29巻・pp.247-260

紀要等

  1. 「介護福祉士養成課程の留学生を対象とした 「コミュニケーション技術」の授業実践研究 ―「利用者の感情表現を察する技法」の修得を目指した 専門教育と日本語教育の協働の試みー」 (2018/09/30) (共著)
    掲載誌名:語文と教育
    巻・号・頁: 第32号
  2. 「対人援助に必要な言葉かけに対する日本語教育文法からのアプローチ―介護福祉士養成課程の外国人留学生に効率的に生活支援技術を習得させるために―」 (2018/06/20) (共著)
    掲載誌名:四国大学紀要人文・社会科学編
    巻・号・頁: 第50号
  3. 「「紹介」活動を軸に展開した日本語授業実践 ―孤立環境で学ぶキルギス人学習者を対象として―」 (2017/09/30) (共著)
    掲載誌名:語文と教育
    巻・号・頁: 第31号,pp.55-73(30-48)
  4. 「徳島で暮らす外国人日本語学習者への授業実践 ―生活・文化に親しむために―」 (2017/05/01) (共著)
    掲載誌名:鳴門教育大学授業実践研究
    巻・号・頁: 第16号,pp.39-48
  5. 「並立助詞「や」を用いた「A や B」の意味」 (2016/06/01) (単著)
    掲載誌名:中華日本研究
    巻・号・頁: 第7期, pp.1-27
  6. 「徳島で暮らす外国人のための日本語教育―日本での生活をより安全に・豊かにするためには―」 (2016/06/01) (共著)
    掲載誌名:鳴門教育大学授業実践研究
    巻・号・頁: 第15号,pp.47-56
  7. 「顔見知りの相手に対する話題の切り出しについて―性別の違いと相手との関係性の違いに注目して―」 (2015/08/30) (共著)
    掲載誌名:語文と教育
    巻・号・頁: 第29号・pp.56-74
  8. 「地域の特性を活かした生活密着型の日本語授業の実践―鳴門日本語教室をフィールドとして―」 (2015/06/01) (共著)
    掲載誌名:鳴門教育大学授業実践研究
    巻・号・頁: 第14号・pp.51-58
  9. 「生活者としての外国人に対する授業実践―日常生活に直結する日本語の習得を目指して―」 (2014/06/01) (共著)
    掲載誌名:鳴門教育大学授業実践研究
    巻・号・頁: 第13号・pp.33-40
  10. 「サエを含む文の意味表示」 (2013/08/30) (単著)
    掲載誌名:語文と教育
    巻・号・頁: 第27号・pp.130-146
  11. 「とりたて詞サエの「意外性」再考」 (2010/12/01) (単著)
    掲載誌名:中華日本研究
    巻・号・頁: 第2期, pp.35-51
  12. 「日本語のwh疑問文の構造と解釈の問題について―「演算子」としてのwh句と「変項」としてのwh句―」 (2007/07/31) (単著)
    掲載誌名:九州大学言語学論集
    巻・号・頁: 第28号, pp.93-106
  13. 「サエのスコープ:XP-QRとX0-QR」 (2004/11/30) (単著)
    掲載誌名:九州大学言語学論集
    巻・号・頁: 第24号, pp.67-88

学会発表

  1. Daiki TANAKA, Yuko MIYOSHI, J.-R. HAYASHISHITA, Sachi KONDO, Emi MUKAI, Ayumi UEYAMA・日本語動詞学習データベース「Don動詞どん」の有用性―適切な文産出のために― (2024/08/02) (連名)
    種別: 国際学会
    学会名:2024年日本語教育国際研究大会
    場所: 米国ウィスコンシン州マディソン市
  2. 田中 大輝「大学院における日本語教育人材養成と地域との連携」 (2022/09/03) (シンポジウム・招待講演)
    種別: 国内学会(地区ブロック)
    学会名:公益財団法人日本語教育学会 2022 年度支部活動 【 四国支部 】
    場所: オンライン開催

科学研究費補助金

  1. レキシコンと用例からなる語彙知識理論の検証:非母語話者の日本語動詞習得実験から (2022年度,2023年度,2024年度,2025年度,2026年度)
    (基盤研究(C))

過去5年間の研究業績

論文

  1. J.-R. Hayashishita, Daiki Tanaka, and Ayumi Ueyama, "A linguistically-informed way of introducing Japanese verbs to second language learners" (2020/04/08) (共著)
    掲載誌名: Journal of Japanese Linguistics
    巻・号・頁: Volume 36, Issue 1, pp.29-72

学会発表

  1. Daiki TANAKA, Yuko MIYOSHI, J.-R. HAYASHISHITA, Sachi KONDO, Emi MUKAI, Ayumi UEYAMA・日本語動詞学習データベース「Don動詞どん」の有用性―適切な文産出のために― (2024/08/02) (連名)
    種別: 国際学会
    学会名:2024年日本語教育国際研究大会
    場所: 米国ウィスコンシン州マディソン市
  2. 田中 大輝「大学院における日本語教育人材養成と地域との連携」 (2022/09/03) (シンポジウム・招待講演)
    種別: 国内学会(地区ブロック)
    学会名:公益財団法人日本語教育学会 2022 年度支部活動 【 四国支部 】
    場所: オンライン開催

科学研究費補助金

  1. レキシコンと用例からなる語彙知識理論の検証:非母語話者の日本語動詞習得実験から (2022年度,2023年度,2024年度,2025年度,2026年度)
    (基盤研究(C))